第一回公式練習 その2)

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書きたい記事が目白押しなので、どんどん書いていきたいと思います。

あれから4日経ちましたが、レッスンでお会いすると、「速さについていけなかった」というコメントが多かったです。速いところは、雰囲気とノリから入るといいと思います。ゆっくり音程を取ることが少しはあってもいいですが、ずっとそこでとどまっていても、速く弾けるようにはなりませんよね。練習方法をレッスンで教えてるので、実践してくださいね。

さて、今日はラターの4楽章です。終楽章は、タイトルの様に、走り抜けていく感じが大事だと思います。ノリから入って、後で丁寧に整えましょう。大事な主題はあれですね。その主題がいろんな楽器に散りばめられているのですが、それを片っ端から弾いていきました。チェロの先生、バイオリンのパートも弾いてくださってましたね。さすが。前回の感想にもありましたが、ただここにありますってスコアーを見てるより、弾いてみたほうがいいですね。合奏レッスンにときにも言いましたけど、合奏って独特の反射神経みたいなものも必要なので、やっぱり練習に出て、その運動神経を養っていくしかないんですよね。スコアー見て理解してるだけじゃダメで、それに反応できる能力をトレーニングしていくのが大事です。

4楽章は、この主題を演奏する当番なのか、それとも今は違うのか、まずはその分類からできるようになりましょう。もし当番じゃないとしたら、どうしたらいいのか。細かく見ていきました。

まずテーマは、2小節目の頭に重心があります。2小節、2小節、4小節のかたまりです。8小節目までが問いかけで、4小節で答えています。14小節目も出だしの変形です。(ここは説明し忘れたかも)なので、14小節目の頭に重心があります。19小節目の頭に重心があります。Aも同じことをしていますが、どちらかと言えば、さっきの踊りを歌ってるって感じでしょうか。伴奏の人たちは、単に刻まないで是非6拍子の感じを出して、歌いやすいようにしてあげてください。

Bからチェロにメロディーが移ります。一箇所、高すぎて弾きにくいのか?ビオラに一瞬だけメロディーの断片が渡ります。その他の人も綺麗なメロディーですね。伴奏で刻みというさっきのところはかなり違っています。2小節、2小節、4小節。その4小節は3小節目の頭に向かっていきます。その後カノンに第一バイオリンと第2バイオリンがなっています。3拍ずれていますね。ちゃんとずらしましょう。

 

というところで時間が来てしまいました。次回はCから細かく見ていきます。

 

シャコンヌは、8番まで終わりました。次回は9番からです。

シャコンヌの特徴である、低音旋律をチェロさんに弾いていただきました。いつもこのメロディーにのって弾いていきます。合宿で出来なかった強弱の徹底をやりました。大抵が後半がエコーのようになっています。発音の切れ目のようなものを説明しました。フレーズは大きく4小節感じてください。終止形が次の練習番号1番の1拍目まできているので、そこまで弾いいて、2拍目スタートするような感覚で、次の変奏を弾き始めます。

1番は、第1バイオリンのリズムの特徴をみんなに聞いてもらいました。2番も2音目スタートの感じで。3番は、第1バイオリンだけ2音目スタート。セカンドビオラは、3泊目から1拍目の重心の移動を感じて。チェロはアップボウからダウンボウの進む感じを感じて。

4番は第1バイオリン、2音目スタート。3小節目のスラーは弓を少なくするとクレッシェンドが出しやすいですよ。4小節目の頭に重心を。5番は曲の感じが変わります。2拍目はブチ切れないように、弓を話したあとに弓を動かしましょう。ビオラは音楽を前に進めてください。6番は、第一バイオリンの方はよく練習しておいてください。音が取りにくいですよね。長い音を担当しているパートは、必ず音の最後を次につなげてください。

7番長い音の係の人は、音の最後で音楽を先へ進めてください。ビオラとチェロでアンサンブルしていますね。デタシェで割りと長い弓で弾いてください。8番はユニゾンしながら音楽がドライブしていくのが素敵ですよね。内声のビオラがシンコペーションで、素敵なアクセントになっています。この辺りから、アンサンブルがとても楽しくなってきますね!

というところで時間切れ。ううん。残念。通し練習重視は6月ころからがんばります。その頃までには、通す体力も養っておいてくださいね。とりあえず、レッスンカルテはこれでおしまいです。次の記事は、なんとあのボウイングガイドを、写真付きで公開します!お楽しみに。


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